ホームページは必要なのか不要なのか?
ホームページは必要なのか不要なのか?
最初に結論を申し上げると、「どちらでもいい」です。
本質的には「あなたのビジネスの世界観(コンセプト)をお客様に伝える事」が大事であり、ホームページというのは「手段」のなかの一つでしかないからです。
もちろん業種によっては「必要」と言える場合もあります。
無いよりは有ったほうが良いというのも間違いありません。
Youtube、Instagram、LINE公式アカウントなどツールは沢山あるため、ホームページは「手段のなかの一つ」と捉えましょう。
ですが、それらのことを踏まえたうえで、
起業初期こそホームページを作るべき
と提案します。
起業初期こそホームページを作るべき理由
ホームページが「あなたのビジネスの世界観(コンセプト)」を体系的にわかりやすく伝える手段として優れていることは事実です。
そのため、ホームページを作るべき理由として、
- お客様に情報を伝える
- お客様の信頼を得る
- お客様に購入して頂く
というのも当然あります。
いわゆる「WEBマーケティング」としてのホームページですね。
これは最終的にはとても大事なことですが、「起業初期こそホームページを作るべき」と提案する理由ではありません。
ホームページの目的は「あなたのビジネスの世界観をお客様に伝える事」とお伝えしてきましたが、「あなたのビジネスの世界観」とは何でしょうか?
簡単に言うと、
①なぜあなたはその仕事をするのか?(理念や想いなど)
②誰のどのような悩み・願望を解決したいのか?
③どんな商品・サービスで、どんなふうになれるのか?
です。
詳しいことは割愛しますが、大事なことは①〜③を言語化するということです。
起業セミナー等で言語化するワークを実践したことがある方も多いと思いますが、考えてなかった、うまく言葉にできない、なんてこともありますよね。
ですが、この①〜③を定めてしっかりと言語化することが起業初期に一番大事なことだということは認識しておきましょう。
ここまでの話でお気づきの方もいるかと思いますが、私が「起業初期こをホームページを作るべき」と提案しているたった一つの理由は、
あなたのビジネスの世界観を言語化するため
です。
言語化しないとホームページを作ることはできません。
半ば強制的とも言える方法ですが、人は何か明確な目的がないとなかなか動けないもの。
まずはホームページ作りを通して、あなたのビジネスの世界観を言語化していきましょう。
ビジネスを進めていく中で色々変わっていく部分は、その都度変えていけば良いのです。
起業初期にホームページを作るメリット
起業初期にホームページを作ると、あなたのビジネスの世界観を言語化した「情報基地」が出来上がるため、以下のようなメリットがあります。
- 商品・サービスの魅力が明確になる
- 情報発信力がつく
- 軸がブレなくなる
起業初期のころは、「何をどう情報発信していいかわからない」という悩みもあったりしますよね。
ホームページをベースにすれば、誰に何を情報発信していくべきか明確になりますし、軸がブレなくなります。
ホームページはあなたの商品・サービスの魅力を発信する「ホーム(情報基地)」になります。
起業初期のホームページの作り方
ホームページの作り方は、WEBサイト製作会社に依頼する、WordPressやWixなどで自作する、など色々ありますが、最初は「安く作る」で問題ありません。
また、起業初期はコンセプトや商品・サービスが変化していくことも多いので、ホームページ上のテキスト等はある程度自分で編集できるものが良いです。
このあたりは別途記事にまとめたいと思いますが、例えば最初から「30万円かけて作る」ようなことは、個人事業主レベルのビジネスであれば不要と思います。
※軌道に乗ってきて「ホームページに力を入れたい」となったときに作り直しましょう。
まとめ
- 起業初期こそホームページを作るべき
- ホームページ作りであなたのビジネスの世界観を言語化する
- ホームページを情報発信のホーム(基地)にする
- 最初は低価格または自作のホームページで良い
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。